二子鬼子母神[ふたごきしもじん](白菊御前[しらぎくごぜん])を祀[まつ]る母塚は二子堂の横にあります。
二つの子塚は子授[こさず]け霊木の根元に抱[いだ]かれるように並んでいます。
子塚内にある椹[さわら]の巨木で笛吹市指定天然記念物です。木の内部に入っている「子授け石」を身につけていると子供が授かると言われており、子宝に恵まれたい方々が全国より訪れます。 子授け石はいつでも自由に無料でお持ち頂くことができますが、ご夫婦二人でお参りされてお持ちになられるのが理想です。
今におく 露[つゆ]やみのりの 母子草[ははこぐさ] 平橋庵[へいきょうあん] 上矢敲氷は、江戸時代中期の享保[きょうほう]17(1732)年、ここ八代[やつしろ]の里に生を受けた俳人です。この句は、二子塚のいわれと我が身を重ね合わせて詠[よ]まれたものです。 (二子堂隣)
樹齢約七百年の巨木で、この木に触[ふ]れながら好きな相手のことを想うと二人は結ばれると言われております。 (定林寺境内)
日蓮大聖人が説法をされた際に座られた石と袈裟を掛けられた梅の木です。 (定林寺境内)
四つの池、東屋[あずまや]などがある庭園です。春には躑躅[つつじ]や皐月[さつき]が満開となり、参拝者の憩[いこ]いの場となっております。 (定林寺境内)